氏名:新妻昭三(にいつましょうぞう) 一級建築士 福島県生まれ。 東北工業大学 建築学科卒業後、 野生司建築事務所にて公共施設、文教施設の設計を担当する。 平成11年に独立し、株式会社新妻建築設計事務所を設立。 主に個人住宅設計などに携わる。 その後は共同事務所 株式会社ナック一級建築士事務所にて 集合住宅、介護老人福祉施設、商業施設などの設計を経て、現在に至る。。
私が初めてこの業界に携わったのは21歳の時です。その後、一級建築士の資格を取得し、平成11年に独立し、現在の設計事務所に至りました。 独立後は、主に大手メーカーから仕事を依頼され、公共施設や大規模マンションの設計に携わるほか、新築一戸建ての個人住宅やリフォームの設計も数多く担当してきました。 正直申し上げて、大手メーカーから依頼された仕事をこなすだけでそれなりの売上をあげることができたのですが、同時に建物のプロとしてどうしても疑問を持たざるを得ない実態を垣間見てきました。 それは、必ずしもお客様の要望にかなった施工がなされておらず、メーカーの都合、工務店の都合で設計、施工がすすめられており、お客様は割高で粗悪なモノをつかまされているという実態もあるのです。 価格と質に見合い、かつきちんと自分の希望が反映された建物を建てるためには、やはりお客様側にもそれなりの知識と経験がないと難しいのです。メーカーから割高な買い物をさせられても自分で見抜くことはほぼ不可能なのです。 一級建築士の本来の仕事は、弁護士のようにお客様の側に立ち、その世界の頼れる専門家としてしっかりと設計をし、建物が建つまで、またはリフォームが完了するまで全体を管理します。 しかし仕事がお客様から直接依頼されず、メーカーや工務店から依頼されてしまうと、立場上どうしてもその直接の依頼主の意向に従わざるを得ません。だから「あれ、この見積もりは高すぎるのでは・・・」と思ってもそれを口に出すことができないのです。 なぜなら、そのアドバイスが施主様のために良いことであっても、メーカーや施工業者はその見積もりで施主様から注文を取って、売上を多く計上したいからです。 設計士として施主様と直接打ち合わせしている時に、アドバイスしてあげたいことは山ほどありました。割高なものをつかまされているということ、この材料ならこれくらいの数量で抑えられる等いろいろです。 こうした仕事をしていると、この業界に対する疑問、自分自身の仕事のやり方に対する疑問はジワジワと積み重なってきます。 そしてある時期から、 「売り手側の都合で仕事をするのではなく、100%純粋に施主様の立場に立った仕事がしたい」 「一級建築士として本来あるべき立場、つまり施主様の側に立ってプロのサポーターとして働き、施主様に心から喜んでもらいたい」 という想いが強くなり、抑えられなくなりました。 そしてそのためには具体的にどうすればよいのだろう、と色々と考えた末、一級建築士である私が施主様から直接お仕事をいただく体制が必要だ、と思い至りました。 今回このサイトを立ち上げた主な理由はそこにあります。 これからお付き合いさせていただくお客様とは、私の知識・経験に加え、こうした哲学をもって接していきたいと思っています。 >>このページのトップへ